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鳥居

​東国三社巡り

息栖神社(茨城県神栖市)は鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)、香取神宮(千葉県香取市)とともに東国三社とよばれています。このトライアングルが強力なパワースポットと言われており、観光客の人気を集めています。

江戸時代にお伊勢参りが流行っていたころ、関東から北に住む人たちは伊勢神宮に参拝した帰りに、鹿島神宮と香取神宮に息栖神社を含めた東国三社を参拝する習慣があったそうです
この「東国三社巡り」は、江戸時代に「お伊勢参りのみそぎの三社参り」と呼ばれるほど尊い信仰を集めた旅でした。
三社とも朱塗りが映えていますね。江戸の人びとが敬虔にお参りしている様子が目に浮かびます。


水郷と呼ばれるこの一帯は利根川、常陸利根川、霞ケ浦などを中心とした水の豊かな情緒溢れる土地でもあります。江戸時代、利根川の舟運は物資の輸送に役立っただけでなく、旅行者にも大いに利用されました。息栖神社の河岸には東国三社巡りの人々や下利根川地方遊覧の人々が各地から押し寄せ、大変な賑わいをみせたとのことです。

神栖に来たら、ぜひとも三社をめぐってパワーアップしましょう!

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小江戸さわら舟めぐりで江戸時代にタイムスリップ

ここがトライアングルパワースポット!

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息栖神社 茨城県神栖市

三社の中では最も規模が小さく、落ち着いて参拝することが出来ます。二の鳥居をくぐって本殿に向かう一直線の参道はとても心地よいです。一の鳥居は少し離れた河岸にありますが、出来れば足を伸ばして訪れたいですね。鳥居のすぐ近くには日本三霊水のひとつである忍潮井の湧水が。飲んだら体内にもパワーを溜められます。

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​鹿島神宮 茨城県鹿嶋市

日本の建国から存在する日本最古の神社の一つで2600年以上の歴史を誇ります。武甕槌神(タケミカズチ)が祭られており、神話の中では地上を治めるのに大変活躍しました。
荘厳な鳥居をくぐると圧巻の樹木群が出迎えてくれ、神秘的な雰囲気が漂っています。

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香取神宮 千葉県香取市

​鹿島神宮と同じく2600年以上の歴史を誇ります。平安時代に「神宮」の称号で呼ばれていたのは、『延喜式神名帳』によると伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の三社だけとのことです。古きに囲まれた境内はとても神秘的で、しばし日常を忘れさせてくれます。朱塗りの本殿の奥、黒に金の拝殿は重厚感があり圧巻の一言です。

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