令和3年10月18日、つくば高等学院の生徒さんをお迎えし、当協議会初となるモニターツアーを開催しました。
前日が大雨だったのでどうなることかと思いましたが、当日はすっかり秋晴れ、気持ちの良い一日となりました。
天気が良かったのでさつまいも畑に行く前に、集合場所近くの利根川堤防へ。
川とは言えさすが日本一の流域面積を誇る利根川です。まるで海のように壮大な景色が広がります。
ここで皆で走ったり寝転がったり水を触りにいったり、ひとしきり汗をかいたころには協議会スタッフともすっかり打ち解けていました。
さて今日のメインイベントであるさつまいも掘り開始です。農園スタッフの実演指導を聞く姿は皆真剣そのものです。
なぜ黒いビニールで覆うの?一回採ったら次の年はどうなるの?もう生えてこないの?なんで大きいのと小さいのと差が出るの?
次から次へと質問が絶えずスタッフ大忙し。嬉しい悲鳴です。
そうは言ってもいざ掘り始めると皆集中して無言になっちゃいます。
誰が一番大きいさつまいもを掘り当てるか、誰が一番面白い形のさつまいもを掘り当てるか、ちょっとした競争も交えながら楽しんで掘り進めていきました。
地中深くまでしっかりと埋まったさつまいもを取り出すのは、普段から土に触れていない者にとってはなかなか大変なことです。
このような作業を通して、農家さんや、農業への敬意が生まれたのではないかと思います。またさらに、農業への興味や関心なども高まったように感じられました。
皆で掘り出したさつまいもをふかしている間に、ピーマンを収穫します。獲れたてのピーマンはシャキシャキで美味しい!ピーマンの緑色や形状が、葉っぱとあまりにも似ていて、まるで宝探しのように楽しむことが出来ました。
背丈よりも高いピーマンの茂み!?の中に入っていくときには、探検隊員になったかのようなワクワク感があります。
ピーマン収穫を楽しんでいる間にふかし芋が出来上がりました。
紅はるかという品種です。とにかく甘い!
外で皆で食べると、なぜこんなに美味しいのでしょう?
自分たちで頑張って採ったものであるからこそ、味のほうも格別です。
いくらでもすすみます。食べる手が止まりません。いくつもいくつもお代わりをする子がいて皆で大笑い。
さつまいも掘り、ピーマン収穫が終わり、農泊のやど「かわせみ」に移動して少し休憩をしました。
皆、心なしか、最初に集合したときよりぐっと逞しくなったように見えます。
当日の全体写真です。
沢山お土産も持ちかえってもらうことができました。
秋晴れの下、皆で充実した一日を過ごすことが出来、とても楽しかったです。
また是非、遊びに来てくださいね!
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